ELECOM EX-G (M-XG3DLBK) エレコム製ゲーミングマウスは買っていいのか?

エレコムのマウスなんて絶対に買わない

ずっとそう思ってた

エレコムといえばマウス国内シェアNO.1の有名なサプライメーカーだが
PCゲーマーの目線から一言で言ってしまうと「安かろう悪かろう」である
ショボそう、すぐ壊れそう、大手製品のカタチだけ真似てそう・・・

そんな印象があるからゲーミングデバイスをエレコム製品から選ぶ事は一度もなかった、機能や品質の良し悪しでゲームの成果が左右されるゲーマーだからデバイス選びには自然とゲームのために設計されたマウスを選ぶようになる、だからまぁ「エレコムがちょっといいゲーミングマウス出したらしいよ」なんていう噂が掲示板で流れても自分で購入するなんて事はまるで考えなかった

そんな筆者がなぜエレコムマウスに手を出したのか、Logicoolさんのマウスが壊れまくるからだ。発売直後に購入したG700が抜群の出来でコレがあればもう他はいらないとすら思ってた時期もあったが、これがとにかくすぐ壊れるんですよ・・・

半年以上使ってから壊れれば新型マウスを買ってもいいかっていう気にもなるんだが、三ヶ月くらいで使えないレベルのチャタリングを起こすのだからサポートに電話、戻ってきたマウスも漏れなく同様に壊れる、保障期限切れ寸前に交換してもらった際は後継機のG700sになって戻ってきたがこれは一ヵ月半で壊れた。

保障も切れたし新しいマウスを購入する事になったのだけど、同じG700sを新品購入してまた交換ループもいやだし、新型のG602も試したかったが同じワイヤレスだけに手を出す気になれず・・・、「どうせ壊れるなら安いエレコムを使い潰してみるか」とはじめてのエレコム製マウスに手を出したわけだ



ELECOM ワイヤレスレーザーマウス UltimateLaser 握りの極み 8ボタン ブラック M-XG3DLBK
ELECOM ワイヤレスレーザーマウス UltimateLaser 握りの極み 8ボタン ブラック M-XG3DLBK


ELECOM ゲーミングマウス 握りの極み ハードウェアマクロ対応 ADNS3090センサー搭載 ブラック M-XG3GBKなんとなく下調べもなしに上の無線モデルを購入したけどエレコム的にはこのモデルはゲーミングマウスではないらしく、ゲーミングモデルは←の有線モデルらしい

こちらは有線モデルでゲーミングマウス的なDPI調整やマクロ設定ができオンボードメモリも搭載しているらしい、有線モデルなので電池の重さ分は軽いはずだ、値段もこちらは3000円強とお安かったりするのでゲーマーにはこっちのほうがいいかもしれない。

ちなみに「EX-G」はエレコム一押しのデザインらしく、バリエーションが数多く存在する。無線モデルで5つ、有線モデルで3つ、既に挙げたモデル以外はTOPの追加ボタン3個が排除されているがカタチは同じでセンサーも違う、面白いのは一回り小さい「Mサイズ」が用意されているところだろうか、通常のサイズでは大きすぎるという人にはよいかもしれない。





見た目はLogicoolのG700にそっくりだ

むしろそっくりだからG700の代替品として購入したのでG700との比較をメインにレビューしていきたいと思う。

ぱっとみて違うのは追加ボタンの数が少ない事、G700にはサイドボタンが4個装備されているがEX-Gは2個しかなく、メインボタン左側にあるトップのボタンもG700は3個でEX-Gは2個だ、そして写真ではわかりにくいかもしれないがホイールの手前の四角形に区切られた部分もボタンになっている。

ちなみに上からの写真ではよさげに見えるボタンだが、角度を変えて横から見たりするとスイッチの裏側が見えたり仕上げの悪さが見えてしまう、こういうチープさはいかにもサプライメーカーな部分か。

これまたG700に似せて作られたであろうホイール周りだが、Logicoolのお家芸のハイパースクロール機能はないので当然ながら切り替えスイッチもない、ホイールのシルバーに見える部分は金属製ではなく樹脂製だ、ハイパースクロールがないのだから当然だが意味のあるカタチではなく人気があるからカタチだけ真似てみた感がキツすぎて少々ガッカリした

親指と薬指を置く場所がつや消しになっているが、ここはゴムグリップになっている。手触りは純然たるグリップで筆者はあまり好きではない。エレコムに限った話ではないがマウスが滑って困るなんてこと有り得ないからプラスチック地で作って欲しいなぁ・・・

G700には充電用&有線操作用のためのケーブル取り付け口があったがEX-Gにはない。ハイパースクロール機能とならんでG700の最たる不評である重さの原因だった機能がないのでEX-Gは軽い、電池をいれて実際に計ってみたがG700は160gでEX-Gは120gだった

裏側を見ると「ELECOM Japan Design」の刻印がある、割と露骨にG700のデザインをパクっておいてジャパンデザインもなにもないだろうって気はする、まぁ日本製と誇れる品質があれば何も文句はないのだが・・・。

電池ボックスとONOFFスイッチの間にUSB用小型レシーバーを携帯するための設置穴が設けられている、G700の場合は電池ボックスの中にあったのでいちいち電池ボックスの蓋を開けなければならなかったので持ち運びをする人にはこちらのほうが便利かもしれない、しかしオンボードメモリを搭載していないマウスを持ち運んでまで使う気になれるか?と思わなくもないので収納時に小さなレシーバーをなくさないためのものかなという気はする。

裏側で一番大きな違いはセンサーの位置だ、G700はマウス先端の中央にあるのに対しEX-Gは中段右端にある、感覚的に言うと「右上」、マウスを握ったときの親指の先に近い場所といえばわかりやすいだろうか、何の意識もせずにこのマウスを使い始めたとき動かし始めでカーソルを意図した方向に動かせなかった、故障を疑ったが裏側を確認しセンサー位置を意識しながら操作したら普通に操作できるようになった。個人差がある部分だが困るほどではないと思う



「握りの極み」

確かに握ってみると「すごくいい」

G700と似ているのだから当然といえば当然だけど右側に薬指の置き場があるのがいい、薬指をマウスにおいて右サイドを小指でホールドするかんじ。G700の場合だとそこでストンとなくなってる部分で薬指と小指が遊んでしまってマウスパッドの上に置いたりしていた。

最高のカタチだと思っていたG700よりもしっくり来るくらい「握り」はイイ。となりに置いて握り比べると「あ、こっちのほうがいいな」と思うほどなのでエレコムの言う「握りの極み」はそれだけに限って言えば他のゲーミングマウスと比べても遜色がなくかなりの高水準と言えるだろう

ただ遊びが無さ過ぎて指の置き場に自由度がまったくない、親指を置く場所は指の曲がりに沿うようにアーチを描いて膨らんでいて、決められた場所にしか指を置けないような不自由さを感じる、実際に握ってみると親指のつけねあたりはもう手前のサイドボタンに触れてしまっているし窮屈だ、逆に言うと親指を少し動かすだけでボタンを押す事ができるが誤爆もしやすい

メインボタン周辺でも遊びがない、握りを追求するためかメインボタンの傾斜がきつく作られてるんだが、そのせいかホイールとの段差が出来ている、ホイールに近づく部分でぐぐっと盛り上がる形状、これのおかげで人差し指と中指はやはり決められた場所にしか置けない感じになってしまっていて、特に人差し指は追加ボタンもある事から遊びは全くない、握りの良さを追求した成果は得られたものの自由度はなくなってしまったといったところだろうか




追加ボタンの品質と操作性

EX-Gのサイドおよびトップの追加ボタンのスイッチはなんとびっくりなマイクロスイッチだ、G700の追加ボタンはタクトスイッチだったのでEX-Gもそうだろうと思ってたら違ってた、カチカチチキチキと心地いい。まぁサイドとトップ二つずつなのでそれも可能なんだろう。


操作性、ここが多分ゲーマー的には一番気になるところかもしれない、結論から言うと「いまいち」だ。既に書いたが握りを追求するあまり遊びがない親指の付け根は常にサイドボタンに触れているし、人差し指の左側はトップのボタンに触れてしまってる、ちょいと動かすだけで押せるが逆に言うと誤爆もしやすい、集中してるときは誤爆しなくともだらっとWEB閲覧してたりすると割りと結構な頻度で誤爆する。

手前のボタンはまぁ誤爆しやすいとは言え押しやすいが問題は奥のボタン、サイドもトップも隣り合うボタン同士が面一に並べられている、一応押しやすいように凹面上に曲面になってるのだけど同じ曲面上に少し切れ目があるだけですぐ隣のボタンになってる感じなんだよね、そのおかげで指先で奥のボタンを押そうとするとどうしても指の腹の部分が手前のボタンに触れてしまう、同時に誤爆してしまうといったかんじ、サイドボタンはまだいいがトップのボタンは厳しい

このへんはG700の圧勝だ、さすがはLogicoolといったところか。G700はボタンとボタンの間に谷があったり山をつけたりする工夫がされてあってはじめて触った瞬間から押し分けができた、他のボタンを同時に押してしまう事も一切なかった、EX-GのサイドボタンもG700のサイドボタン同様に下から上に押し上げる感じで押せる工夫が「一応」されてあったりしてG700を研究した苦労のあとは見えるのだけど、G700ほど明確に目的を持って作られた印象は無く平坦な面になっていてG700のように山にひっかけて押す事は出来ない、まぁ意識して押すようにしていけば慣れていく部分ではあるかもしれないが熟練せずとも押し分けができるのはゲーミングマウスとしては大きな差だろう

ホイール手前のFn3ボタンは押しやすい、ボタン自体が大きく広いので人差し指もしくは中指の第一関節の腹で押しやすい、ボタンとして出っ張っているわけでなく面一になっているので押しにくそうに見えるかもしれないが実際触ってみたらそうでもなかった。

ホイールの感触は硬めでもったりしてる、Logi系のカラカラと硬質感のある回り方はせず、硬めに固定されたものを指の力でもって押してまわす感覚、コクッコクッと押した分だけ回って意図した以上には回らない、ノッチを一つ一つ意識して回せるのでゲームには向くがWEB閲覧には軽く回ってくれないのでストレスがたまるかもしれない

ホイールクリックはなかなかいい、若干固めのスイッチだがホイールの回転チルト共に硬めなので誤操作を意識せず押せる。 先述した形状のためホイール操作時は他のマウスより若干指を上げないと操作できないが、誤操作の心配がないと思えば一長一短だろうか。



電池の消耗速度

無線マウスならではの要素として電池の持ちが挙げられるが、購入から2週間は経つというのにいまだに備え付けのアルカリ電池が切れる気配がない、カタログスペックは連続動作時間95時間となっている、この数字を鵜呑みにするならば一日3時間使ったとしても一ヶ月はもつ計算になる(追記、まる一ヶ月経ってようやく電池が切れた

G700の電池の持ちはユーザー間で話題になるほど悪くよくて2~3日、早い人は毎日電池が切れる、故に硬くて重い充電ケーブルの評判の悪さもあいまってエネループを別に用意して充電しておいたり、無線マウスであるにもかかわらず電池を抜いて軽くて柔らかいUSBケーブルを別途購入して有線マウスとして使用するスタイルも流行した。

超ゲーミング仕様故に無線モデルにもかかわらず燃費の悪い高性能センサーを装備したせいらしいが、そのへんEX-Gの無線モデルはそもそもゲーミングモデルではないらしいのでエレコムがいうアルティメットレーザーセンサーとやらはそこそこの性能なのだろう。

センサーの話が出たのでついでに書いておく、無線モデルに搭載されたアルティメットレーザーセンサーだがレーザーセンサーにありがちな?リフトオフディスタンスが長すぎるという事はとりあえずなかった、光学センサーほどではないがリフトオフディスタンスを短くする目的でソールを貼るほどではないかなという印象。なお有線ゲーミングモデルはコレとは違った「光学式ゲーミングセンサー」なるものが搭載されているので有線モデルのほうがゲーム的には扱いやすくなっているのだろう。

ちなみに、EX-GにはG700にあったようなLEDインジケーターは装備されていない、DPIやプロファイルや電池残量を視覚的に確認する事は出来ない。一応電池残量ランプがホイール手前のFn3ボタンと本体隙間?に装備されており、電池残量がすくなくなると光るらしいが、いまだ電池がきれていないので確認できていない。





安かろう悪かろうのイメージは払拭された

「安かろう悪かろうのサプライメーカー」だからゲーマー的には選択肢にすら入らないわけで、結局のところそこがどうなんだって話だが、結論を先に言えば「買っていい」である。

確かに他社のゲーミングマウスとじっくり見比べれば見劣りする部分も多く「いかにもエレコム」なところも多く散見されるが、3000円強で買えることを考えれば十分ゲームに使えるマウスであると言える、無線モデルを買ってしまったので確認できていないがDPI調整やハードウェアマクロなどゲーミングマウスとして最低限の機能は備わっているし、形状や操作性も破綻のない仕上がりになっている、値段の割りに「こりゃダメだ!」っていうところが無いのは特筆に値する。

初心者にお勧めのゲーム用マウスを聞かれて値段でドン引きされる経験を幾度と無くしてきたが3000円なら安心して勧められる、値段の高いゲーミングマウスは往々にしてどこかに特化した尖がった物が多いから個人で合う合わないもあるが、その辺も普通のマウスとして握りやすさ使いやすさを考えて作られたマウスだけに入門機として十二分の価値がある

初心者用の入門機みたいな書き方をしてしまったが「名機」としてランクインさせてもいいかもしれないくらいの実力はある、「安かろう悪かろうのエレコム」のイメージは払拭された。

筆者的には壊れるか壊れないかが最大の関心事なのだが、さすがにこれだけは使い続けないとわからない(笑)

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コメント

名前:ベコ:2014/04/18(金) 10:52:21 ID:- 
4gamerのインプレかと思ったw
名前:サトリ:2014/04/19(土) 04:50:47 ID:- 
おう、4gamerが書かないから代わりに書いてやった
名前:悟れない名無しさん:2016/06/24(金) 15:00:08 ID:- 
へいべいびー
電池持ちについてはセンサーの性能ってかポーリングレートが低いせいだと思うよ
G700はポーリングレートが1000Hzっていう有線式かテメーはヨっていうレベルで、普通の無線式は125Hzとかそんくらい。(ロジクールの一つ前の旗艦、M950/tでもそう)

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